米国の人気スポーツの一つバスケットボール。プロリーグのNBAに挑戦する日本人選手も増えてきましたね。
日本のプロバスケットリーグにはBリーグがあります。Bリーグの優勝賞金や個人タイトルなどの賞金と内訳についてまとめましたので、ご紹介します。
【Bリーグの賞金内訳ってどうなってるの?】
Bリーグのおさらい
B.LEAGUEとは、バスケの英単語「basketball」の「B」で、「be動詞」の様々な変化のように「B」の可能性・広がりの意味も込められています。
正式名称は、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JAPAN PROFESSIONAL BASKETBALL LEAGUE)です。
2部制でB1リーグ、B2リーグそれぞれ18チームを東地区、中地区、西地区に分け6チームにより構成され計36チームが参加しており、2015年4月1日に設立されました。
各クラブチームは社員という位置づけで、
・株式会社北海道バスケットボールクラブ(チーム名「レバンガ北海道」)
・青森スポーツクリエイション株式会社(チーム名「青森ワッツ」)
・上記2クラブと同様に全国に広がる地域密着のクラブチームは独立して経営しています。
B1リーグとB2リーグは毎年3チームの入れ替えがあります。
その方法は、
・B1リーグ残留プレーオフ:最下位と下位2位は自動降格、下位3位はB1・B2入替戦
・B2リーグプレーオフ:優勝と準優勝は自動昇格、3位はB1・B2入替戦
により決定します。
各賞金と内訳については、平成28年10月5日制定の「Bリーグ表彰規程」により規程されています。
クラブチームの賞金と内訳
B1リーグでは、シーズンのリーグ戦が行われ、上位8クラブによるチャンピオンシップが行われます。
まず、リーグ戦の賞金は以下のとおり。
・年間準優勝 20,000,000円
優勝賞金は5000万円。レギュラーシーズンカンファレンスの優勝賞金を加えると計6000万円となりますが、これを多いと捉えるか?少ないと捉えるか?
ちなみに、サッカー(Jリーグ)の優勝賞金が3億円と考えると、まだまだリーグの規模としては開きがあります。(DAZNの巨額契約が大きく変えました)
それでも、平成28年に増額されてこの金額になっているので今後の収益次第ではJリーグに迫ってくる可能性もありますね。
その他含めたB1リーグへの賞金分配詳細は以下の通りです。
■クラブ表彰
B1年間優勝:5000万円
B1年間準優勝:2000万円
B1年間ベスト4:750万円
チャンピオンシップ出場クラブ(クォーターファイナル敗退の4クラブ):500万円
レギュラーシーズン・カンファレンス優勝:1000万円
B2年間優勝:1000万円
B2年間準優勝:300万円
B2リーグでは、シーズンのリーグ戦によりプレーオフ出場4クラブを決定し優勝を競います。
・年間準優勝 3,000,000円
個人の各リーダーズの賞金と内訳
B1リーグ戦により選考した各リーダーズの賞金と記念品(記念品は各賞すべてに授与される)
・得点王 300,000円
・アシスト王 300,000円
・リバウンド王 300,000円
・スティール王 300,000円
・ブロック王 300,000円
・ベスト3P成功率賞 300,000円
・ベストFT成功率賞 300,000円
B2リーグ戦により選考した上記各リーダーズの記念品
個人の各賞の賞金と内訳
B1リーグ戦により選考した各賞の賞金と記念品(記念品は各賞すべてに授与される)
・レギュラーシーズン最優秀選手賞 1,000,000円
・レギュラーシーズンベストファイブ 300,000円
(1人当たり)
・チャンピオンシップ最優秀選手賞 1,000,000円
・ベスト6thマン 200,000円
・新人賞 200,000円
・ベストディフェンダー賞 200,000円
・ベストダンクシュート賞 200,000円
・最優秀ヘッドコーチ賞 300,000円
・最優秀審判賞 記念品のみ
B2リーグ戦により選考した次の各賞の記念品
・プレーオフ最優秀選手賞
B1リーグとB2リーグでは、賞金としての待遇がクラブ・個人ともにまったく違うため、B1リーグに留まり続けることが重要になってきます。
B1リーグでは、クラブとしてはチャンピオンシップ出場を目指すことが目標になり、個人においては活躍して各賞を目指してモチベーションも違うことでしょう。
面白い賞としては、最優秀ヘッドコーチ賞および最優秀審判賞があり選手のみでなく、Bリーグ全体として盛り上げていこうという意気込みを感じられます。
【まとめ】
・地域密着型のプロクラブにより、地元クラブの応援を通じてバスケットへの興味を持ち親しみやすい環境が整ってきた
・プロの質の高い試合を観戦することが出来るととに、選手の育成と活躍の場が出来た
・B1リーグでの活躍がNBAへの挑戦もより期待できる
参考サイト
B.LEAGUEとは〜B.LEAGUE公式サイト
https://www.bleague.jp/about/
Bリーグ表彰規程〜B.LEAGUE公式サイト
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