田辺徳雄監督と言えば『西武黄金時代』の一員でした。西武が無敵状態だった時のレギュラーです。西武黄金時代再来を期待されての監督就任。どんな采配をするのか楽しみしかありません。
田辺徳雄監督の年俸を始め、身長体重などの体格面や出身校についても確認してみましょう。
※ちなみに、こちらは2015年のデータとなります。
田辺徳雄監督の年俸は
田辺徳雄監督の年俸額は推定7000万円。
まだ田辺監督の年俸が妥当かどうか決めつけるのは早いですが、監督の年俸としては標準といった金額なのでここからどれくらいステップアップできるかですね。
現役時代では5年連続優勝に貢献、引退後も数々の若手(栗山、中村など)を1軍へ昇格させるなどコーチとしての指導力は言うまでもありません。
低迷する西武ライオンズ復活へ球団が田辺監督にかける想いは大きいですね。
田辺徳雄監督に関する豆データ
田辺徳雄監督の身長や出身校など豆データをみてみましょう。
◎身長:178cm
◎体重:78kg
田辺監督は現役時代も現在もいい意味で地味ですね。まぁ、現役時代は周りがオールスター選手だったので目立たなかったのも無理はないですけど。
プロになって一番嬉しかったのは宿舎や球場でのご飯だったらしいです。朝から伊勢えびの味噌汁が出たり、とにかく豪華で78kgあった体重がすぐに4kg増えたとか。
当時、日野茂2軍監督から『新人で体重が増えたのはおまえが初めてだ』と言われて練習をさぼってると思われたと言うエピソードがあるくらいです。いい意味で精神的に図太かったのかもしれませんが、監督業ではその鈍感力は必要な要素の一つだと思いますので向いているかもしれません。
◎出身地:山梨県富士吉田市
◎出身高校:吉田高
田辺監督の出身地の富士吉田市は山梨県の東南部に位置する人口・約5万人の市としてはあまり大きくありません。市街地が標高700m~900mに位置する高原都市なので長野県軽井沢町の様な気候で冬には最低気温がマイナス15度前後になることもあるとか。
野球とは関係ありませんが、プロレスラーの武藤敬司も富士吉田市出身です。(笑)
田辺監督の出身校である吉田高校はどんな学校でしょう?
吉田高校(正式名称・山梨県立吉田高等学校)は、男女共学の普通科と理数科の全日制の高校です。約20年前は野球部も強豪と言われていましたがここ最近はすっかり弱体化してしまった感があります。
吉田高校出身のプロ野球選手は田辺監督の他に、井出竜也(日本ハム→巨人→ソフトバンク)がいます。
何処までも庶民的!田辺徳雄監督の求心力はここか
オールスター第1戦(7月17日)の前に東京ドームホテルで監督会議が開催された。
西武・田辺徳雄監督(49)は12球団の監督でひとりだけ電車に乗って登場。今年は球宴に出場しなかったため、会議が終わると、JR水道橋駅へ向かい、行きに買った切符をバッグから取り出し自動改札を通り、オールスターを観戦するファンが降りてくる電車に乗って帰っていった。
まさか、球団の指揮官が電車で移動とは。
しかも、オールスターの日に水道橋駅に出没は凄すぎますね。ここからも田辺監督の鈍感力が伺えます。高嶺の花ではなく、AKBのように身近で会える監督なのが田辺監督です。
監督が電車で移動していると聞いたら、選手も何か感じざるを得ませんね。
本家は「田辺製麺」という富士吉田の名物「吉田うどん」の製麺業を経営。「吉田うどん」は硬くてコシのある麺が特徴で、農林水産省の「郷土料理100選」にも選ばれている。年末になると大忙しで、田辺監督も手伝っていたという。
手伝いは『麺の配達』だったとか。西武黄金時代の一軍選手がうどんの麺を配達していただなんて。ホント、ビックリですね。そんなことされたら、地元の人は何が何でも応援したくなっちゃいますね。
飾ることなく、庶民派感覚を失わない素朴な田辺監督だからこそ、選手も田辺監督の為にという思いが出てくるのだと思いますし、チームとしての一体感も出てくるのではないでしょうか。
実際、2015年9月現在で西武は3位に食い込んでいます。2014年の成績をかんがみると田辺効果が出ているのは間違いありません。
まとめ
他の監督と違って親しみやすい田辺監督だけに何とか好成績をあげて来季に繋げて欲しいという思いが自然と湧いてきます。
現在の西武ライオンズは3位。このまま3位キープ出来たらクライマックスシリーズ出場のチャンスもあります。
西武黄金時代復活目指して後半戦も西武ライオンズから目が離せません。
※上記の引用部分はサンスポより
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