世界各国で大会も行われ、白熱した試合が繰り広げられているテニス界。
大会の優勝賞金は数億円というものも!
多くのテニスプレイヤーの中でも稼ぎ頭は誰なのか?テニスの生涯獲得賞金ランキングをご紹介します。
【早速紹介!10位~4位】
一生涯で稼いだ賞金はどれくらいになるでしょうか。まずは10位から4位まで見ていきます(男女混合での紹介です)。
第10位:エリナ・スビトリナ選手($1,447,453)
ウクライナ出身のスビトリナ選手が第10位にランクイン。正確なショットが持ち味で、2017年の全仏オープンではベスト8に進出しました。
第9位:スローン・スティーブンス選手($1,479,111)
2017年にグランドスラム初優勝を果たしたスティーブンス選手が第9位。ノーシードからの快進撃で勝利を収め、2018年には自身初の世界ランキングトップ10に入りました。
第8位:大坂 なおみ選手($1,624,038)
近年急成長を遂げている大坂選手。2018年にはWTAツアー初優勝を果たし、生涯獲得賞金ランキングでも第8位に入る大健闘を見せました。
第7位:ジョン・イスナー選手($1,705,252)
ジョン・イスナー選手が第7位。身長208cm、体重108kgの巨躯から放たれる高速サーブが強力な武器となっています。
第6位:マリン・チリッチ選手($1,920,568)
ユーゴスラビア・クロアチア出身のチリッチ選手が第6位です。2018年の全豪オープン男子シングルスでは準優勝に輝いています。
第5位:ラファエル・ナダル選手($2,117,558)
現在世界ランキング5位のナダル選手が第5位に入りました。グランドスラム16回達成、キャリアゴールデンスラムを史上最年少達成など、数々の功績を打ち立て続けています。
第4位:フアン・マルティン・デル・ポトロ選手($2,199,566)
アルゼンチン出身のデル・ポトロ選手が第4位です。
2005年から2013年までのグランドスラム35大会中唯一のBIG4以外の優勝者で、フェデラー選手とナダル選手両名に勝利した初の選手でもあります。
【第3位:シモナ・ハレプ選手】
現在、女子世界ランキングで1位に輝くハレプ選手が生涯獲得賞金では第3位です。その総額は$2,260,298となっています。
ルーマニア出身のハレプ選手は2008年にプロ転向し、そこからツアー通算17勝(うちシングル優勝16回)を果たしました。
四大大会での優勝はまだありませんが、2018年の全豪オープンで自己ベストとなる準優勝に輝いています。
2017年にルーマニア人として史上初の世界ランキング1位となってからは、キャロライン・ウォズニアッキ選手とのし烈な首位争いが注目されています。
【第2位:キャロライン・ウォズニアッキ選手】
そのハレプ選手を抑えて、ウォズニアッキ選手が第2位となりました。獲得賞金総額は$3,344,879。四大大会での優勝経験が金額の差となっているのでしょう。
ウォズニアッキ選手はデンマーク出身の選手で、デンマーク人として初めて世界ランキング1位となった選手でもあります。
15歳でプロデビューした彼女は、2007年から四大大会に本格参戦します。
四大大会では幾度も優勝のチャンスに挑みますが、なかなかタイトルが取れない日々が続きました。
そして今年2018年、全豪オープンでライバルであるハレプ選手を破り、念願のグランドスラム初優勝を飾ったのです。
【第1位:ロジャー・フェデラー選手】
$4,336,500という他を寄せ付けない大差で首位に君臨したのが、ロジャー・フェデラー選手。
テニスに詳しくない方でも彼の数々の功績と記録から、名を知っている人は多いでしょう。
スイスはバーゼル出身のフェデラー選手は、プロ転向後から次々と記録を樹立していきます。
2003年のグランドスラム初優勝に始まり、2007年にはウィンブルドンを5連覇。2009年にキャリアグランドスラムを達成し、四大大会最多優勝記録更新します。
一時期怪我に苦しみましたが、2015年にマッチ通算1000勝を達成。2016年には史上初となる前人未到のグランドスラム300勝を果たしました。
2018年はグランドスラム20回目の優勝に輝き、今も新しい記録の更新に挑み続けています。
その経歴で塗り替えてきた記録はあまりに膨大で、「最も完成度の高いテニスプレイヤー」と呼ばれることも。現在は世界ランキングを争っていますが、今後どう順位が変動していくのか、注目です。
【四大大会の賞金額がスゴイ!】
世界ランキングの順位と、生涯獲得賞金のランキング順位は必ずしも一致しないものです。優勝経験は多いのにどうして?と思う方もいるかもしれません。
それは、四大大会で好成績を収めているかで実際大きく変動するのです。
四大大会はテニスの最大規模の大会というだけあって、その注目度も、参加条件も、賞金もビッグスケールです。
たとえば全日本テニス選手権ですとシングルスで優勝しても賞金は400万円程度ですが、四大大会になると優勝賞金は億単位まで跳ね上がります。
全仏オープン 2.6億円
ウィンブルドン選手権 3.2億円
全米オープン 4.15億円
といった具合です。
したがって、四大大会でどこまで勝利を積み重ね、上位に食い込めるかが生涯獲得賞金を多く得るためのカギとも言えるでしょう。
とは言っても、四大大会はテニスの最高峰。そこに参加するだけでも想像を絶する争いがありますし、まさに「選ばれし者の大会」です。
【まとめ】
テニスプレイヤーがテニスだけで食べていけるようになるには世界ランキング100位以内に入らなくてはならない、という言葉を聞いたことがあります。
野球やサッカーのようにチームの支援がない上で個人にスポンサーがつくためには、それなりの知名度と強さが求められてくるのです。
四大大会とその他の大会では賞金の金額もまさしく桁違いです。グランドスラムはテニスの華とも言えますが、その舞台を夢見て多くのテニスプレイヤーが日々、激しい試合を繰り広げています。
※参考サイト
関連記事
コメント