毎年12月はサッカーイベントが盛り上がってきます。天皇杯、全国高校サッカー選手権、そしてFIFAクラブワールドカップ。サッカー界を牽引するビッグクラブが集ってガチンコ勝負を繰り広げるこの大会は代表チームとはまた違った楽しさを伝えてくれますね。
そんな世界最高峰のクラブサッカーイベントの優勝賞金やスポンサー、放映権料などのサッカーマネーを追って行きます。
クラブワールドカップの優勝賞金は
2016年のクラブワールドカップ優勝賞金は
優勝賞金は500万ドル(約6億円)
ちなみに、準優勝チームには賞金は400万ドル(約4.8億円)
1位と2位でそこまで大きな差が無いというのも不思議な感じがしますがこのような賞金配分となっています。
ちなみに、7位まで賞金は用意されているので出場が決まった時点で賞金をもらうことができます。あとは成績次第で賞金が上がって行き、優勝すれば6億近い金額が手に入るというわけです。
Jリーグのチームは天皇杯やル・ヴァンカップなどを優勝しても1億円しか手に入りませんから、クラブワールドカップでの優勝は相当なモチベーションとなりそうですね。
逆に欧州のクラブチームに関しては「500万ドルもらっても・・」というくらいのモチベーションしかないかもしれません。欧州のサッカー界は放映権料が相当高いので賞金も踏んだんに配布される背景がありますので。
そういう意味では、Jリーグも今後は放映権料等からふんだんな資金が確保できそうなのでサッカーの質の向上、人気の向上が期待できそうです。
クラブワールドカップのスポンサーについて
FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016のスポンサーは以下の通りです。
プレゼンティングパートナー
・Alibaba YunOS Auto
FIFAパートナー
・アディダス
・コカコーラ
・ワンダグループ
・ガスプロム
・VISA
イベントスポンサー
・JTBグローバルマーケティングトラベル
・ローソンHMVエンタテイメント
・マキタ
・リンナイ
・読売新聞
参考元:http://www.jfa.jp/match/fcwc_2016/about.html
プレゼンティングパートナーとかイベントスポンサーとか呼び方がありますが、恐らくメインスポンサーとサブスポンサーの違いかと思われます。恐らく支払っているスポンサー料が違うのでしょう。
Alibabaは中国の企業ですね。チャイナマネーが2016年クラブワールドカップを支えている構図となっています。(もちろん賞金も)
ちなみにクラブワールドカップといえば、トヨタカップが前身ということもあってトヨタ自動車がクラブワールドカップの冠スポンサーだったのですが、2014年の大会をもって撤退することになりました。
サッカーのクラブ世界一を決めるクラブワールドカップ(W杯)の冠スポンサーから、トヨタ自動車が昨年を最後に撤退したことが29日、大会関係者の話で分かった。
サッカー世界一を決めるクラブワールドカップからのトヨタ自動車の撤退はサッカー界のスポンサー、お金の動きにとって、どのような影響を及ぼしていくのか気になるところです。
放映権料はいったい・・
サッカーといえば、ワールドカップやチャンピオンズリーグなどで莫大な放映権料ビジネスという側面もありますね。
【サッカー】チャンピオンズリーグのお金!優勝賞金と分配金・放映権料について
サッカーはそれだけ世界中で人気が高く、競技人口も多いスポーツだからこそのビジネス規模だといえます。
クラブワールドカップにおいても、莫大な放映権料のやり取りが行われているはずですが、実際の規模や金額はまだつかめていないのが現状です。
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ちなみに、2014年のブラジルワールドカップでの放映権料は以下の通りだったとか。
日本を含めた全世界では2700億円もの放映権料が発生し、FIFAは2000億円を得たとされる。
クラブワールドカップでは、ここまでの金額が動くことは考えにくいですが、数百億円規模のお金が動くことは間違いなさそうです。
まとめ
FIFAクラブワールドカップは毎年世界一のクラブチームを決定する世界大会で、4年に1回開催されるワールドカップほどではありませんが、莫大な獲得賞金やスポンサー料、放映権料が動く大会です。
開催時に発生したこれらのお金はFIFAの財源にもなり、多くの企業が各種カップにより多くの収益を得ています。サッカーは単なる趣味娯楽、スポーツの範囲を超え、世界規模のビジネスフィールドとなっているのです。
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