今最も旬なアスリートといえば、ラグビーの五郎丸歩選手ではないでしょうか。
ラグビーワールドカップ後に帰国してからはメディアからその名前を聞かない日はないくらいの露出っぷり。そんな中、トップリーグが開幕を控え、更にレッズへの加入というニュースまで出てきましたね。
そこで、五郎丸選手の年収や年俸についての懐事情を探っていきましょう。サッカーや野球などに比べるとどうなのか?確認してみて下さい。
五郎丸歩はサラリーマン!でも元々はプロだった
五郎丸歩(ごろうまるあゆむ)。漫画か何かの主人公の名前みたいですね。
でもれっきとしたラグビー日本代表のトップ選手。ここ1ヵ月でまさに時の人になりました。先に行われた、プロ野球日本シリーズでも「始球式」を行うほどにその人気は飛ぶ鳥を落とす勢いです。
そんな五郎丸選手。プロと思いきや実はヤマハ発動機所属の「会社員」なんです。
2008年春に早大を卒業した五郎丸さんは、トップリーグの実業団クラブ「ヤマハ発動機ジュビロ」に入団した。もちろん、当初はプロ契約。得意のキックなどを生かし、現在は24歳の若さでチームの副主将を務める。ところが今年4月、事態は一変する。「すべての選手を社員とします」。業績不振によるコスト削減のため、会社側が正式に通達したのだ。
なるほど。こんなお家事情があったわけですね。五郎丸選手が会社員なのもやっと納得できました。ラグビーという種目がサッカーや野球のように日本で人気が出てくると、もっとラグビーに専念できるようになるのでしょうが。。
逆に考えると、社員としてしっかりと働きながらもワールドカップでここまで結果を出せるのは本当に素晴らしいです。なでしこジャパン同様のリスペクト!
会社員ということは会社から給料を貰う身。当然ながらここまで有名になっても年収は600万程度と言われています。
年間に600万円以上はもらっているといわれている
一般の会社員で考えると十分ですが、この人気ぶりを考えると驚きですし正直割にあわないですよね。
ここまでのフィーバーぶりから、テレビ出演量も相当でしたし、イメージもいいのでCM出演オファーなども殺到中だとか。そうなると特別ボーナスなどは期待できそうではありますが。
レッズ入団による年俸額は
そんなおり、急遽飛び込んできた「レッズ」入団のニュース。
五郎丸選手が2016年2月より、オーストラリアの「クインズランド・レッズ」にてプレーすることが決まりましたので、お伝えします。
五郎丸選手は今年度のトップリーグおよび日本選手権終了後に「クインズランド・レッズ」に合流する予定です。
尚、2016年2月から始まる「スーパーラグビー」での試合日程が終了次第、五郎丸選手はヤマハ発動機ジュビロに再合流いたします。
「レッズ」とはオーストラリアやニュージーランド、南アフリカなどが所属する世界最高峰のリーグ、スーパーラグビーに所属するチームの一つ。まさにW杯でトップを争った国の精鋭達が集うリーグの中に飛び込もうとしているわけです。
過去日本人でプレイした選手はまだおらず、W杯で58得点をマークし同大会のベスト15に選出されたことや、日本代表前ヘッドコーチ「エディー・ジョーンズ」氏が仲介したことが入団に至った大きな要因とのこと。
レッズでの年俸については、
五郎丸のレッズでの年俸は明らかにされていないが、2~8月の7カ月で1000万円前後と推定される。
五郎丸選手の年俸は推定1000万円(7~8ヵ月契約)そこにヤマハ発動機の社員としての給与も保証されるそうなので、合わせると年収は1600万円程となりますね。
世界最高峰のリーグにしては少し安く感じるのは私だけでしょうか。
ラグビー界の年俸はいったいどのくらい?
最高峰のリーグといわれるスーパーラグビーには、当たり前ながら一流の選手も数多く所属しています。
かつては日本のパナソニックでもプレーした「世界で最もセクシーなラグビー選手」こと「ソニー・ビル・ウィリアムズ」やNZ代表キャプテンの「リッチー・マコウ」など。
ということは、やっぱり待遇も世界最高峰なのか?
いろいろ調べてみるとスーパーラグビーの平均年俸は約1500万円。あれ?なんか想像と違う。1500万円といえば日本のプロ野球選手の1軍最低年俸程度です。
やはり試合数の少なさや競技人口の少なさ故なのでしょうか?
五郎丸歩はもっと稼いでもいい!
甘いマスク、時の人となってもブレない軸、ワールドカップでの活躍ぶり。
更にはテレビ番組出演やCMオファーなどラグビーという競技だけに留まらない人気ぶりは一時的なフィーバーでは終わらない雰囲気を感じます。
錦織圭選手や本田圭佑選手、香川真司選手のような日本を代表するアスリート力と自己ブランド力を持っている五郎丸選手はもっともっと稼いでいいんです!
「ラグビー選手になりたい!」と多くの子どもたちが夢を持てるような高待遇を得て欲しい。2019年のラグビーワールドカップの時にはそれが実現されていたら本当にラグビーは日本でも定着していく思います。
まとめ
時の人となりながらも現状と冷静に向き合い、しっかりとキャリアアップしていく五郎丸選手の生き様は私達にも多くの勇気と希望をもたらしてくれますね。
社会への貢献度を鑑みても今の待遇は夢を持てないので、ラグビー界がもっともっと盛り上がって夢あるスポーツとなってほしいと願っています。
そのためには、まずは来年2月からのスーパーラグビーで活躍し、さらにその上のラガーマンの憧れの舞台フランスリーグへと飛び立ってほしい。ただし、怪我だけは注意ですよ五郎丸選手!
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