日本フットボールリーグ（JFL）の鹿児島ユナイテッドFCは11月8日の奈良クラブとの対戦で０－０で引き分け、年間総合4位以内を確定。来季のJ3参入が決定しました。
J3チームの懐事情はどうなのか？鹿児島ユナイテッドの選手達の年俸や収入状況を調査していきましょう。
Jリーグには実はJ3もある
Ｊ3リーグは、日本プロサッカーリーグ（Ｊリーグ）における3部リーグ。
J1はもちろん、J2があることはテレビやニュースで知っていたが、J3の存在は知らなかったという方が多いことと思います。
2014年から明治安田生命保険とタイトルパートナー契約を結び、「2014明治安田生命 J3リーグ」として開催されました。
J3への昇格条件は
J3への参入はどれくらいの規模になれば可能なのか？
条件は以下の通りです。
■J3への入会要件(JFLからJ3への昇格)
[1]「J3スタジアム要件」に関する審査
[2]「J3ライセンス基準」に関する審査
[3][1][2]に合格することを前提として実施される入会審査上記[1][2][3]に合格し、かつJFLの最終順位が4位以内で、JFLに属する「Jリーグ百年構想クラブ」のうち、上位2クラブに入っていること
なお、スタジアム要件やライセンス基準に関しては、以下のPDFに細かくまとめてありますので、興味がある方は覗いてみて下さい。
中を見てみましたが、スタジアムは5000人以上収容とか、債務超過でないこととかかなりしっかりとした設備があって、健全クラブ経営をしていないと難しそうです。
ちなみに、鹿児島ユナイテッドの場合はJFL4位でしたが、百年構想クラブとしては2位以内に入っていたので、J3の昇格対象となりました。
鹿児島ユナイテッドの選手の収入源とは
ユナイテッドの選手２８人は全員プロ契約だが、大半の年俸は２００万円以下。サッカー以外の仕事を掛け持ちする選手も多い。
プロ契約していても、200万以下の年収なら働かないと食べて行けないですよね。
なでしこジャパンもバイトや仕事と掛け持ちしながら練習して世界一まで躍り出ました。きっとなでしこのW杯の時は、鹿児島ユナイテッドの選手たちもかなり勇気づけられたことでしょう。
ということで、鹿児島ユナイテッドの選手達の収入源は、年俸＋給料ということになります。
まとめ
他の仕事をしながらサッカーの試合をしたり、練習をしたりすることになるので、サッカーに専念できるJ1選手との差を縮めることは容易いことではないと思います。
しかし鹿児島は鹿児島実業など高校サッカーが盛んな地域であるのでJ3からJ2、そしてJ1への昇格は決して諦めずに一歩一歩階段を上がっていくことでしょう。
鹿児島ユナイテッドの今後を楽しみにJ3にも興味を持っていきたいですね。
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