日本の未来のエース、首位FC東京を牽引する18歳、久保建英の年俸はいくらか。ここでは年俸や移籍金についてまとめていきます。
久保建英の年俸いくら?
経歴
まずは久保選手のざっくりした経歴をみていきます。
2017年11月1日 プロ契約
以上の流れを踏まえて年俸推移を見ていきましょう。
年俸推移
<2017年3月10日に2種登録>
それ以前の年俸はJFAの参考資料等から推定年俸を割り出してみることにします。
久保選手は2017年3月10日に2種登録としてFC東京に登録されました。
2種登録というのは、ユースの選手ですがトップの選手としてJリーグやカップ戦の試合に出ることができる制度です。
しかし、まだプロ契約ではないので出場給や勝利給など含めた給料は一切発生いたしません。
ユースに所属しながら、トップの練習や試合に出るといった形です。ですが、試合の際の遠征費や練習着などは支給されます。
そして、2017年11月1日にプロ契約を結びます。
この時点での推定年俸は460万円から670万円とされています。
なぜならこの年にすでにJ3リーグやルヴァンカップなどで試合出場を重ねており、最初から上限なしのA契約となっております。
ただA契約の初年度の上限が670万円なので最高年俸でも670万円を越えないとされています。
また、契約によっては出場給、勝利給やゴール給もついているので活躍次第ではより収入をあげることができます。
さらに世代別の日本代表の活動に参加することで日当も支給されるので実際の年俸以上稼いでいることは確かです。
この翌月には契約延長を発表しております。
どのくらい契約を延長したかですが、ドイツのサッカー情報サイトTransfermarketによると契約は2020年1月30日と記載されています。
<2018年11月1日以降>
では、2018年11月1日以降の年俸についてです。
契約期間内に年俸を変更可能なので2018年シーズンが終了した際に年俸がアップしたと考えられます。
ここからは年俸に対する上限は一切ありませんが、当時17歳のサッカー選手に対してFC東京がいくらで合意したのかはわかりませんがそれまでの活躍や将来性などで670万円よりはアップしていることでしょう。
出版社が出すサッカー名鑑や平均的な給料の上がり方を考慮すると1000万円前後が妥当だと考えられます。
<2019年6月14日以降>
2019年6月4日に18歳となり晴れて海外移籍が解禁に。レアル・マドリードに完全移籍が決まりました。6月15日にはFC東京公式サイトで正式な発表がありました。
年俸2億4千万円としているスポーツ紙と年俸1億2千万円で移籍金2億4千万円としているメディアがあります。
移籍金はいくらなの?
FC東京はチームの中心である久保選手を全力で慰留したとされていますが、チャンスを手にした選手を尊重するクラブでもあります。
そうなると気になるのはその移籍金です。
久保選手のFC東京における契約期間をみてみると…
加入する時点から、久保選手の海外でプレーしたいという想いが強く、18歳を迎える時にはもう一度その可能性を確かめるべく、クラブとの契約期間はその日までとなっておりました。
ということは、契約は18歳の誕生日までということになります。
レアルに移籍が決まったのはこの後なので、移籍金はかかっていないことになります。
久保選手の移籍絡みの報道は2パターンがありました。
・FC東京との契約は6月1日で満了しているため移籍金は発生せず、年俸2億4千万円のみ(中日スポーツ)
・年俸1億2千万円でFC東京へ移籍金2億4千万円がレアルから支払われる(他スポーツ紙等)
移籍金がかかっていないことを踏まえると、年俸2億4千万の方が濃厚かなと思われます。
ちなみに、
1998年に中田英寿氏がベルマーレ平塚からイタリアのペルージャに移籍したときは、約6億8000万円で当時実績のない日本人を獲得するのには破格だったとされています。
2001年には小野伸二選手が浦和レッズからオランダのフェイエノールトに移籍したときに、約4億5000万円とされています。
本田圭佑選手や香川真司選手の場合は日本のチームとの契約が満了した際に欧州に移籍したので移籍金はかかっていません。
<参考>
契約期間
プロサッカー選手の契約について
Jリーグチームから海外に移籍した際の移籍金
FC東京全力慰留
レアル・マドリード20億円支払い?
まとめ
・レアル・マドリード移籍で年俸2億4千万円という情報と1億2千万円という情報がある
・移籍金は発生しない
関連記事
コメント