オークス(優駿牝馬)の賞金いくら?着順別配分と騎手の配当は

春の東京競馬場G1レース日曜競馬5連戦の3週目はオークス(優駿牝馬)で、競馬ファン注目のレースですね。

牝馬3冠の一角、オークス(優駿牝馬)の優勝賞金はいくらでしょうか?また、賞金の着順別配分と騎手の配当についてもまとめましたので、ご紹介します。

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オークス(優駿牝馬)とは?

牝馬クラシックレースの第二弾として行われる優駿牝馬(オークス)は、イギリスのオークスに範をとり創設された競走である。

http://jra.jp/keiba/thisweek/2017/0521_1/race.html

1938年に4歳(現3歳)の牝馬限定の重賞レースとして新設されたのが始まりで、距離も芝2700m、2450m、そして現在の2400mへと短縮されていきました。

戦後、東京競馬場で開催されるようになり「優駿牝馬」と改名し、オークスと呼ばれるようになるなど歴史の長いレースです。

牝馬クラシックの中で、1600mの「桜花賞」が最もスピードのある繁殖牝馬の検定競走であるなら、2400mの「オークス」はスピードだけでなくスタミナも兼ね備えた繁殖牝馬を選定するためのチャンピオンレースと言える。

http://jra.jp/keiba/thisweek/2017/0521_1/race.html

オークスは、英国ダービーの創設者のダービー卿が、1779年の結婚の際に記念として3歳牝馬のレースを開催しました。

自分の所有する樫の木の茂るオークスと呼ばれる土地にちなんで、オークスと名付けたことに由来します。

英国の貴族と競馬の関係はスポーツ観戦のイメージですが、レースを開催して歴史が続いているところが凄いですね。

 

賞金はいくらなの?着順別配分と騎手の配当額をまとめたよ

オークスの賞金は、1着から5着までの本賞と6着から10着までの出走奨励金があります。

また、1着から5着となった内国産馬には内国産馬所有奨励賞があり、タイムに関係なく全ての出走馬には特別出走手当が43.1万円です。

本賞金と出走奨励金は、1着の本賞を100%として10着までの着順別配分をまとめます。

順位 着順別配分
1  (100%)
2 40%
3 25%
4 15%
5 10%
6 8%
7 7%
8 6%
9 3%
10 2%

1着の本賞は、11,000万円で3歳牝馬三冠の本賞の中で最高額です。

では、賞金の順位別配分を一覧にしました。

順位  賞  金  (外国馬)
1 113,431,000円 (110,431,000円)
2 45,631,000円 ( 44,431,000円)
3 29,181,000円 ( 28,431,000円)
4 17,881,000円 ( 17,431,000円)
5 11,731,000円 ( 11,431,000円)
6 9,231,000円 ( 9,231,000円)
7 8,131,000円 ( 8,131,000円)
8 7,031,000円 ( 7,031,000円)
9 3,731,000円 ( 3,731,000円)
10 2,631,000円 ( 2,631,000円)
11以下 431,000円 ( 431,000円)

騎手が受け取る配当額は、賞金の5%が配分されます。騎手の配当賞を一覧にまとめました。

順位  配 当 額  (外国馬)
1  5,671,550円 (5,521,550円)
2 2,281,550円 (2,221,550円)
3 1,459,050円 (1,421,550円)
4 894,050円 ( 871,550円)
5 586,550円 ( 571,550円)
6 461,550円 ( 461,550円)
7 406,550円 ( 406,550円)
8 351,550円 ( 351,550円)
9 186,550円 ( 186,550円)
10 131,550円 ( 131,550円)
11以下 21,550円 ( 21,550円)

騎手の優勝配当額は約567万円でさすがG1レースで、3着でも約146万円と中々の金額ですが、金額を一覧で見ると優勝の2文字が目標ですね。

競馬の賞金配分は何着まで?生産者と馬主や騎手の取り分は

牝馬限定のオークスの翌週には同じ東京競馬場芝2400mで日本ダービーが牡・牝(指定) オープン本賞1着2億円で開催されていますが、ほぼ牡馬のみのレースとなっています。

日本ダービーでは3頭しか牝馬の優勝はなく、2007年に牝馬としてウオッカが唯一出走して優勝しているが、64年ぶりの快挙でした。

他2頭は1937年のヒサトモ、1943年のクリフジで、クリフジは1943年のオークスでも優勝しているレジェンドな牝馬ですね。

 

まとめ

・オークスはイギリスのオークスに範をとり創設された競走で戦前からの長い歴史があり、3歳牝馬限定で行われる芝2400mのG1レースです。

・優勝賞金は11,343.1万円で、1着本賞11,000万円は3歳牝馬三冠の本賞の中で最高額です。

・騎手の優勝配当額は約567万円でさすがG1レースですが、金額を一覧で見ると優勝の2文字が目標ですね。

【競馬】日本ダービー1着優勝賞金と着順別配分!2着でも別格

 
参考サイト
〇オークス(優駿牝馬)歴史~JRAの公式サイト・レースについて
http://jra.jp/keiba/thisweek/2017/0521_1/race.html
〇賞金のしくみ~JRAの公式サイト
http://www.jra.go.jp/owner/members/prize/#incentive
〇賞金シミュレーター~JRAの公式サイト
http://www.jra.go.jp/owner/members/sim/
〇優駿牝馬(オークス)過去成績~JRA公式過去G1成績データ
http://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/oaks/index.html
〇東京優駿(日本ダービー)過去成績~JRA公式過去G1成績データ
http://www.jra.go.jp/datafile/seiseki/g1/derby/index.html
〇騎手の仕事~Career Garden

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