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競馬の賞金配分は何着まで?生産者と馬主や騎手の取り分は

      2017/11/26

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日本の中央競馬(JRA)の賞金体系は世界一、高額と言われています。

レース単位では、『凱旋門賞』や『ドバイワールドカップ』など、世界には超破格といえる高額賞金のレースはありますが、全体的に日本の競馬は賞金が高いです。

その高額賞金は何着までに支給されるのか?そしてその分配は?牧場生産者や馬主、そして騎手や調教師の取り分はどれくらいなのか?

JRA競馬と賞金について掘り下げていきましょう。

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中央競馬の賞金は8着まで支給

競馬の賞金は『5着』までに入った馬に対して支払われると思っていませんか?

競馬の成績表などを見ると賞金欄に記載されるのは5着までなので、そう考えてしまうのは当然かもしれません。

しかし実際はその他多くの項目に分かれて賞金は支払われています。ちょっと複雑なのでできるだけ簡単に説明します。

出走奨励金

5着以下でも貰えるお金で、8着までに入れば貰えるお金の事をいいます。

出走奨励金分配は、6着→1着賞金の7%、7着→1着賞金の6%、8着→1着賞金の5%

(一部、未勝利競走などではこの割合が若干変わります)

特別出走手当

出走した全馬に対して支払われる手当。いわゆる参加賞ですね。

重賞競争・41万円、特別競争・38万5,000円、1勝馬・37万円、未勝利馬・新馬・未勝利戦は35万円の出走手当てが貰えます。

※尚、東京競馬場、中山競馬場、京都競馬場の3競馬場のレースでは上記金額に1万3,000円を上乗せして貰えます。

距離別出走奨励賞

芝コース・距離1,800m以上の一般競走に出走した馬に支払われます。

(金額は着順やレースの格によって異なります。最高で100万円。)

内国産馬所有奨励賞

平地競走の出走馬が国内で生産された馬であった場合に支払われます。

※平地競走の出走馬が内国産の牝馬であった場合も支払われます。ただし、牝馬限定のレースの場合は支払われません。

(これも着順やレースによって金額は変わります。最高で130万円。)

 

まだ他にもありますが、このような形で通常の賞金の他に支給されています。

これは競走馬の愛護を含め、馬主が途中で競走馬所有を放棄したりしない様に少しでも負担を抑える為でもあります。

 

賞金の配分割合はどんな感じ?

賞金の配分は、馬主・80%、調教師・10%、騎手・5%、厩務員・5%となっています。

 

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生産者や馬主、騎手の取り分はどのくらいか

生産者には賞金はありませんが、『生産牧場賞』と『繁殖牝馬所有者』というものがあります。

生産牧場賞

生産した生産牧場に支払われるお金で金額は下記のように分けられています。

・GI競走の場合、1着・100万円、2着・40万円、3着・25万円、4着・15万円、5着・10万円。
・GI以外の重賞競走の場合、1着・65万円、2着・26万円、3着・16万円、4着・10万円、5着・7万円。
・特別競走の場合、1着・43万円、2着・17万円、3着・11万円、4着・6万円、5着・4万円。
・一般競走の場合、1着・32万円、2着・13万円、3着・8万円。

繁殖牝馬所有者

母馬を所有する生産者か馬主に支払われるお金で金額は下記のように分けられています。

・GI競走の場合、1着・130万円、2着・52万円、3着・33万円、4着・20万円、5着・13万円。
・GI以外の重賞競走の場合、1着・80万円、2着・32万円、3着・20万円、4着・12万円、5着・8万円。
・特別競走の場合、1着・43万円、2着・17万円、3着・11万円、4着・6万円、5着・4万円。
・一般競走の場合、1着・32万円、2着・13万円、3着・8万円。

騎手への分配は、賞金の5%です。

競馬に携わる関係者の最大の目標は日本ダービーですので、ダービーでの騎手の分配を見てみましょう。

日本ダービーの賞金は2億円。

馬主・80%、調教師・10%、騎手・5%、厩務員・5%ですから、

馬主・1億2,000万円、調教師・1,500万円、騎手・750万円、厩務員・750万円となります。

騎手の750万円は他と比べると少ない感じに見えますが、2~3分間のレースでこれだけの報酬と考えるとかなりの高額です。更に、騎手は一日最高で12レースへ騎乗することが出来るので、人気騎手になれば土日だけで数千万円になることもあります。

もちろん、落馬などの命に関わる危険な仕事ですから報酬が高いのは当然としても、結果をコンスタントに出せるようになれば、かなり夢がある職業です。

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まとめ

日本の競馬の賞金体系が世界一とはいえ、競走馬として成功する馬は極少頭数で多くの馬が自身にかかるコストを回収できずに終わってしまいます。

実は、デビューすら出来ずに引退せざるを得ない馬も結構いるんです。

生産する為の経費、生まれてからデビューまでの育成代、デビューまでの厩舎での維持費、デビューの際の競馬場までの輸送費などを考えると、1頭の競走馬を維持するだけでも莫大な費用がかかります。

華やかな競馬のレースの裏にはこのように厳しいサバイバルという現実があります。

日本の競馬は非常に賞金が高いですが、それでもビジネスとしてのリスクは高く、馬主をはじめ関係者の負担を軽減する対策がまだまだ必要ではないでしょうか。

 

■参考サイト
http://www.shadaitc.co.jp/collection/system/prize
http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&cid=28678

 

例えば、北島三郎さんの馬だとこれくらい稼げます

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