【侍ジャパン会社】監督やコーチの給料や手当の額はいくら?

東京ドーム開催のプレミア12準決勝。8回裏終了時点で3-0。

日本の決勝進出間違いなしと思われた韓国戦でしたが、重量打線につかまり、世界一の夢は崩れ去りました。

3位決定戦のメキシコ戦では11-1のコールドゲームで圧勝し3位。予選リーグでは韓国に5-0と完勝しているだけに何とも後味の良くない国際試合だった感じているファンは少なくないでしょう。

侍ジャパンを牽引する監督やコーチの給料や手取り額などに迫ってみます。

 

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侍ジャパンは株式会社

 

NPBの12球団より注目を集めている侍ジャパンですが、活動や運営をバックアップする会社が昨年設立されました。

侍ジャパンの活動を推進することにより、日本の野球振興とそのための資金を確保するという趣旨の元に設立された『株式会社NPBエンタープライズ』という会社です。

「株式会社NPBエンタープライズ」は一般社団法人である日本野球機構(NPB)とは別法人で、NPBおよびプロ野球12球団の出資で設立。侍ジャパンに関する事業拡大を図り、女子・12U・15U・18U・大学・21U・社会人・トップチームの全世代で、世界一を目指す侍ジャパンをバックアップする。

侍ジャパンオフィシャルサイト

これまで侍ジャパンに関する事業についてはWBCなどのビッグイベントはあるものの、単発で継続性があるものではありませんでした。

その課題解消のため、中長期的な戦略で侍ジャパンの事業を女子ソフトボール含め、アマチュアからプロまで一元化させ、 活動を推進し、収益を上げることを目的に設立されました。

『NPBエンタープライズ』は12球団が各500万円、NPBが3千万円を出資。資本金9千万円で設立され、侍ジャパンの興行を中心に運営がなされます。

 

監督やコーチには給料が支払われるの?

 

プレミア12で監督、コーチに支払われる給料については定かではないのですが、株式会社となり営利活動にも力を入れているということから、多少の給料は出ているのだと思われます。しかし、アマチュアと合同の組織なので、NPB上での仕事よりかは割は良くない状況。

ちなみに2013年のWBCでの契約金は、契約期間が前年11月から3月迄で監督は150万円、コーチは50万円という値段です。日本中で注目されているWBCの監督、コーチの契約額がこれだと誰もなりたがらないような気がします。

12球団の一流選手を預かり、また日本野球を背負って戦うわけですから相当ハードな仕事。でもその対価がこれでは正直監督やコーチになりたがる人は多くはないでしょう。

NPBエンタープライズの設立で給与面でも改善が見られることを期待しましょう。

 

その他の手当はあるのか?

 

プレミア12の優勝賞金は優勝チームに100万ドル(約1億2000万)、2位は60万ドル(7200万円)、3位は40万ドル(4800万円)。

日本チームが優勝した場合の賞金の分配内訳ですが、チーム関係者によると、日本チームが優勝した場合、『半分の6000万円はNPBに渡されることになり、残りは選手、コーチに分配される。』そう。

選手、コーチへの分配方法は2006年、2009年のWBCと同様に1個約100万円ほどのチャンピオンリングが贈呈される予定でした。

 

選手28人と監督コーチ7人の計35個が銀座天賞堂に発注されることになっていたとか。残りの2500万円の分配については指揮官に委ねられ、小久保監督らにより、貢献度A~Dまで設定され、貢献度に応じて分配されるとのことです。

優勝すると、100万円のチャンピオンリングと2500万円の分配金(選手に分配されるとして、1人平均約90万円)ということになります。

(ただ、優勝を逃してしまったので4800万円を分配することになりました。)

 

シーズンオフで身体を休めたいところですが、多少無理して日本の代表として出場しているわけですから、これだと賞金としては少な目で、もう少し多くないと選手が気の毒な感じもします。

野球振興、世界一を目標とするのであるならば、選手がやる気の出る額を出してもらいたい。そのためには興行収入を増やす施策が急務となりそうです。

 

まとめ

 

韓国に敗れ3位に終わったプレミア12ですが、韓国戦の平均視聴率(TBS)が25.2%であることがわかりました。試合時間が夜11時近くまでに及ぶ激闘でしたが、高視聴率をマークしましたね。

日本シリーズの視聴率と比べて、ブレミア12の視聴率が高くいかにWBCなどの野球国際大会に関心が高まっているかがわかります。

大谷投手などのスター選手がどれだけ世界の舞台で活躍するのか等、侍ジャパンに対するファンの期待は大きく、WBCで優勝したときの感動を再び味わいたいと思っているファンも多いのではないでしょうか。

 

ここに侍ジャパンを潤すためのヒントが隠されているようにも感じます。

侍ジャパンの活動を支援し、世界一を目指し、日本野球の振興を目標に設立された『NPBエンタープライズ』。日本の野球がさらに発展するような運営に期待したいですね。

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