東京オリンピック2020に向けての試金石となる大会、アジア大会2018。
注目の陸上競技では日本陸上連盟が金メダリストに報奨金を支給することを昨年発表いたしました。
さて、陸上競技金メダリストに贈られる報奨金・賞金はいくらなのか、また、リレーの場合はどうなるのか調べました。
報奨金はいくら?リレーと個人の賞金をみてみた
アジア大会2018の陸上競技で日本陸上連盟から支給される報奨金は、金メダルを獲得した場合、個人種目で100万円、リレー種目の場合は200万円を出場選手で分けることになっています。
陸上選手は野球やサッカーと異なり、プロの選手はほとんどおらず、多くが実業団選手として企業に所属しながら競技をしています。
ですので、100万円の報奨金は出場する選手にとって、大きなモチベーションになるでしょうね。
他の大会と比べたら安いの?高いの?
今回の報奨金は高いのか?低いのか?比較のために、他の大会にも目を向けてみましょう。
リオオリンピック
JOC(日本オリンピック委員会)から支給される報奨金
金メダリスト 500万円(前回大会300万から増額)
銀メダリスト 200万円
銅メダリスト 100万円
これに加えて、日本陸上連盟から支給される報奨金
金メダリスト 2000万円
銀メダリスト 1000万円
銅メダリスト 600万円
オリンピック金メダル獲得で支給される総額は2500万円。やっぱりオリンピックは注目度も違いますし、報奨金の額も大幅に違います。
世界陸上ロンドン2017
日本陸上連盟から支給される報奨金
金メダリスト 1000万円
銀メダリスト 500万円
銅メダリスト 400万円
リレーの場合は上記金額の半額をそれぞれに支給されるとか。世界陸上の場合はこれにさらに賞金がもらえます。
つまり、金メダルなら1000万円以上の賞金がもらえるということですね。
世界規模の大会を見るとやはり桁違いです。アジア大会の金メダル100万円が安く感じます。
ちなみに、マラソンは別格的な金額!
今年の東京マラソンで設楽悠太さんが日本記録更新で優勝しましたが、その時の報奨金が何と1億円。
日本実業団陸上連盟という日本陸上競技連盟とは別の団体からの支給ですが、オリンピック金メダルよりも多い報奨金にびっくりです。
アジア大会2018ジャカルタも東京オリンピックに向けて大事な大会となるだけに、
金メダルで100万円だけっていうのは少し寂しいといった感じでしょうか。
参考サイト
https://venture-finance.jp/archives/3844
www.jaaf.or.jp/rikuren/pdf/jiho/jiho_2017_02.pdf
https://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/932620/
まとめ
・アジア大会2018ジャカルタ陸上競技の報奨金は個人で100万円、リレーで200万円を山分け
・オリンピックで金メダルを獲得するとJOCと日本陸上連盟から総額2500万円支給
・オリンピックや世界陸上と比べるとアジア大会の報奨金は低い水準
関連記事
コメント