和田豊監督の現役時代は流し打ちの名人として不動の2番打者として活躍、甘いマスクもあって大野・中野と共に『少年隊』と言われてました。
現役時代は17年、コーチとしては10年、阪神一筋の和田監督に球団がかける想いは相当なものです。それは調べれば調べるほど伝わってくるものでした。
和田豊監督の年俸や身長体重、それから出身校などを調査しました。
※ちなみに、こちらは2015年のデータとなります。
和田豊監督の年俸は
和田豊監督の年俸額は推定8000万円。
優勝こそありませんが無難な成績を残してきた和田監督。今までの阪神への貢献度も考えると妥当な数字ですかね。
そろそろリーグ優勝と言う結果が必要となってきています。2015年は大チャンスの年なのでファンとしても結果を見せて欲しいところです。
和田豊監督に関する豆データ
和田豊監督の身長や出身校など豆データをみてみましょう。
身長:174cm
体重:75kg
野球選手としては特に上背もなく恵まれた体型ではありません。
しかし二遊間を守る選手としては敏捷性が非常に重要なので、和田監督にはBESTな体型なのかもしれません。
出身地:千葉県松戸市
出身高校:我孫子高
和田監督の出身地は千葉県松戸市で東京都に隣接する人口・約48万人の市。松戸市は政令指定都市・中核市・特例市のいずれでもない市としては日本一の人口です。
松戸市出身の著名人は、マツモトキヨシ会長・ 松本和那、俳優・阿部サダヲ、千葉ロッテ・涌井秀章、日ハム・上沢直之などがいます。
和田監督の出身校は、千葉県立我孫子高等学校で男女共学・全日制の高校です。野球部は過去に2度甲子園出場しています。
和田豊監督の現役最後のヒットの裏にあった『いい話』
2001年、阪神・和田豊の引退試合。対戦相手は巨人。
一二塁の清原と仁志が「和田さん、僕たちの方へヒットを打ってきて下さい」と、流し打ちの名手にエールを送った。
試合中、和田の打席。巨人内野陣は「和田シフト」と呼ばれる一塁寄りの守備シフトを実行。しかし一塁・清原は二塁・仁志に「あっち行け」と手で合図。一二塁間をあけろという事。結果は現役最後の安打となる右翼前安打。
和田監督の現役最後のヒットの動画を見ました。巨人・清原選手と仁志選手とのやり取りは確認できませんでしたが、仁志選手はあきらかにセカンドベースよりに守備。転がった打球も仁志選手なら獲れる打球だったにも関わらず、打球を”あえて”追いませんでした。
巨人vs阪神と言えば最大のライバルですが、最大の敵チームからも愛されていたのが良くわかる一コマですね。和田監督の人柄が表れた引退試合に感動!
真剣勝負という視点だとやっちゃイケないことですが、良き終わり方を演出するというファンサービス(ご本人へも)という視点だと素晴らしいドラマです。もちろんそれぞれ価値観があると思いますので賛否両論あるとは思いますが、私はそういうファンサービスは大好きです。
常に真剣勝負というのも素晴らしいことですが、そういう人間臭いドラマでも今後も盛り上げていって欲しいと思います。
まとめ
昭和60年、入団1年目で先輩たちに優勝の喜びを教えていただきました。
自分が現役のうちにもう一度優勝したい、後輩たちに優勝の喜びを知ってもらいたい、ファンの皆さんに思い切り喜んでもらいたい。
ここ数年、その思いだけで野球をしてきました。【失意泰然』…この言葉をモットーに、自分に言い聞かせながら、野球に取り組んできました。
志半ばで、背番号6を球団にお返しするのは誠に残念ですが、私の夢を後輩たちに託したいと思います。
そして、これから強くなっていくタイガースで、これからも後輩たちとともに頑張っていきたいと思います。引用:和田豊引退セレモニー動画から抽出
阪神愛に満ちた素晴らしい引退コメントです。スピーチ動画を見ましたが言葉の一つ一つに気持ちが入っているのが伝わってきました。ここにはありませんが、阪神園芸や裏方の皆さんにも感謝の言葉を述べられていましたよ。
まさに、阪神一筋。これからも阪神への愛は変わらないことと思います。
「もう一度、リーグ優勝を!」
その思いは昔も今も変わっていません。監督となった今まさに後輩と共に夢の実現へ突き進んでいる途中なんですね。
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