JRA競馬の1年を締めくくるビッグレースが「有馬記念」。毎年12月のクリスマス前後に中山競馬場で行われるビッグイベントです。
このレースが1年の最後のチャンス。ここに全身全霊をつぎ込む馬券師たちも少なくないです。そんな有馬記念の賞金額と騎手や馬主への配分額についてご紹介しましょう。もの凄い金額ですよ!
有馬記念の1着賞金と着順別賞金額
有馬記念の1着賞金は3億円!
暮れの大舞台だけあってさすが過ぎる金額です。
ちなみに、2着から5着までの賞金額は以下の通りです。
2着・・1億2000万円
3着・・7500万円
4着・・4500万円
5着・・3000万円
2着でも1億2000万円入ります。
一般的なG1レースの賞金が1億円から1億3000万ほどなので、2着でも他のG1優勝と変わりません。5着でもG3勝ちと同等レベルという凄さです。
参考:JRA
騎手や馬主への配当は?
賞金の内訳がわかった所で、次は騎手や馬主への配当について。
キタサンブラックの北島三郎さんや、武豊騎手などが勝った時には、騎手や馬主への配当額が凄く気になっちゃいますからね。しっかり整理していきます。
結論から言うと、馬主が賞金の80%、騎手5%となります。
有馬記念で1着なら、馬主には2億4000万円。騎手には1500万円が分配される計算になりますね。
2着なら、馬主9600万円、騎手600万円です。凄い。。
賞金についてもう少し詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧下さい。
日本で最も売り上げが高い夢のレース
有馬記念は1年で最も売り上げが高いレース。
2014年の売り上げ総額はなんと、
G1馬10頭の豪華メンバーがそろった有馬記念件の売り上げは388億2561万8100円で、前年比110・7%と大幅にアップした。
1レースで388億ですよ!
あまりの金額によく分からないです。それだけの売り上げがあるなら、1着賞金に3億あげても痛くも痒くもないですね。
ちなみに、この売り上げの75%は払戻金にあてられるので、97億ほどが純粋な売り上げとなりますね。まあ細かい話しそこから国に払われるものがあったりするようなのでJRAの売り上げはこれよりは少ないです。
でも、繰り返しますが有馬記念1レースでの売り上げですからね。
ここまで売り上げが上がるのは、時期的なものも大きいですね。暮れの大一番ということでその年最後のビッグレースが有馬記念ですし、グランプリレースなのでファン投票上位の馬が出走してきます。
さらに、12月はボーナスが出る月ですので自然と財布は緩みますし、その年の収益が確定するので馬券師たちもやっきになって大勝負に挑む傾向があります。(あとクリスマスも大きく影響してるかなと)
まとめ
1年の総決算である有馬記念。暮れのグランプリレースだけに大盤振る舞いな賞金額となっています。その賞金は1着のみならず、2着ですら他のG1並みの金額。
このレースを制した馬主さんは終わりよければ全てよし。最高の1年となるでしょうね。
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