大谷選手がエンゼルスに移籍した際、その年俸が「安い!」という声があがりました。2019年はどうなのでしょうか?
大谷選手の年俸推移を、日本ハム時代からメジャーまで追いかけていきます。
大谷翔平の日本ハム時代を振り返ってみる
大谷選手は2012年、北海道日本ハムファイターズにドラフト1位で入団しました。契約金は1億円。
パ・リーグは投手は打席に立たず、打者も守備に入らず打席に専念できる「DH制」を採用しているリーグです。しかし大谷選手は投打の「二刀流」で輝かしい記録を打ち立てていきます。
2014年に日本プロ野球史上初の二桁勝利・二桁本塁打を達成。2015年はなんと投手三冠(最優秀防御率・最多勝利・最高勝率)します。
その勢いはとどまるところを知らず、翌年には二桁勝利・100安打・20本塁打を記録するなど、まさに投打の要として大活躍します。記録はもちろん、その実力も投打ともに遜色ありません。難しいと言われた、プロ野球に通用するレベルの二刀流を実践してみせたのです。
チームもリーグ優勝・日本一を飾り、大谷選手はその年リーグMVPに選ばれました。
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新天地エンゼルスでの活躍も凄まじい!
ポスティングシステムを利用しメジャーの扉を叩いた大谷選手の新天地はエンゼルス。25歳ルールに抵触するため契約金は約2億6000万にとどまりますが、もしルールがなければダルビッシュ有投手や田中将大投手のような莫大な金額が動いただろうと言われています。
さて、鳴り物入りでメジャーに挑戦した大谷選手ですが、新天地でもセンセーショナルな活躍を見せています。特筆すべきは本拠地での3試合連続ホームランでしょう。
初打席がホームランという強烈なインパクトを与え、アメリカ中に衝撃が走りました。投手としても、本拠地での初登板で7回途中まで1被安打12奪三振と好投しています。投打に大活躍だった大谷選手は、ア・リーグの週間MVPも獲得しました。
2019年の年俸は微増!10万5千ドルUP
大谷選手の今季の年俸の発表がありました。
今季も25歳ルールが適用されるので10万5千ドルアップの年俸65万ドル(約7200万円)。
25歳になった時がおもしろいことになりそうです。
日本ハム時代から現在までの年俸推移をまとめてみた
日本ハムに入団してから現在までの年俸推移は以下の通りです。
2013年 1500万
2014年 3000万
2015年 1億
2016年 2億
2017年 2億7000万
エンゼルス
2018年 6100万
2019年 7200万
しかし、安すぎますよね。エンゼルスは本当に良い買い物をしました。今後の年俸の伸びが今から楽しみでなりません!
まとめ
投打の二刀流は非現実的だと、大谷選手がでてくるまでは言われていました。
特に投手は投げることに集中する人がほとんどですし、プロ野球においても投手にバッティングを期待する人は欲張りというものでしょう。身体のバランスや怪我のリスク、練習量などから二刀流には賛否があります。しかしそれをはねのけるかのような大谷選手の躍進には、二刀流の可能性を感じさせます。
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