スイスインドア・バーゼルオープンテニスは、文字通りスイスで行われる大会。
世界ランキング2位・フェデラーの母国開催と言うこともあり、彼は過去11回決勝進出しており最近では9年連続決勝進出。2015年もフェデラーが地元スイス国民の期待に応える活躍を見せてくれそうですね
尚、我らが錦織圭選手も参戦する予定となっておりますので、この試合の規模や賞金額、獲得できるランキングポイント数などをチェックしてみましょう。
スイス・インドアの格はATP500
バーセルオープンテニスはATP500でATPワールドツアーの中ではATP1000の次に大きなツアーです。
試合の序列を表現するとこんな感じ。さらにこの下にもATP250とかありますし、ATP500の大会も重要な大会であることは間違いありません。
ATP500は、現在全13大会が1年に開催されます。前年度のランキング・30位以内の選手は、この13大会の中で4大会は必ず出場しなければいけないと言う絶対ルールがあることも覚えておきましょう。
ちなみに、スイス・インドア2011年大会では、錦織選手が世界No.1ジョコビッチを準決勝で撃破した大会でもあります。
スイス・インドアの賞金配分と獲得できるランキングポイントは
結果 | 賞金額 | 日本円換算 | 獲得ポイント |
優勝 | € 352,355 | ¥47,567,925 | 500 |
準優勝 | € 158,860 | ¥21,446,100 | 300 |
ベスト4 | € 75,250 | ¥10,158,750 | 180 |
ベスト8 | € 36,310 | ¥4,901,850 | 90 |
2回戦 | € 18,515 | ¥2,499,525 | 45 |
1回戦 | € 10,180 | ¥1,374,300 | 0 |
(単位・ユーロ 1ユーロ=135円換算)
※ちなみに、このデータは2014年のデータです。2015年のドローが確定し次第、2015年版の賞金をご紹介していきたいと思います。
現在の日本レートに換算しても優勝賞金は、4,000万円~5,000万円ですからテニスの賞金額は本当に大きいです。1勝するごとに賞金額はほぼ倍額となっていきます。
1回戦敗退でも100万円以上の賞金が手に入るところも凄いの一言。
獲得出来るポイントは、優勝・500pt、準優勝・300pt、ベスト4・180pt、ベスト8・90pt、2回戦・45ptです。なお、1回戦敗退にはポイント加算はなし。
ATP1000と比べるとやはりポイント数は少ないですが、ATP1000で上位に勝ち残るのは至難の業。トップ8やトップ30のランキング争いで接戦をしている選手にとっては、スイス・インドアのようなATP500大会でどれくらいポイントを加算できるかは非常に重要なポイントとなりますね。
まとめ
上海マスターズ、BNPパリバマスターズの間に開催される為、上位の選手は疲労度を考え、ツアースケジュールに入れていないことも多い大会ですが、それだけに他の選手にとっては、ポイントを加算する大きなチャンスでもある大会。
日本の錦織選手も含めてランキング争いが拮抗している選手は戦略的に参加してくる大会となりそうです。
それから、スイス・インドアの絶対王者・フェデラーの10年連続決勝進出を阻む選手が現れるかどうかも注目ですよ。
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