大リーグで活躍する日本人選手も増えてきました。なかでも五年連続で二桁勝利という偉業を達成した田中将大投手の活躍は目を見張るものです。
活躍すると気になってくるのが年俸。楽天時代から大リーグまで、年俸の推移と生涯年俸はどれくらいか?計算してみましょう。
【田中将大の年俸推移】
田中将大投手の年俸推移は以下の通りです。数字は推定です。
2007年 1500万円
2008年 6000万円
2009年 9500万円
2010年 1億8000万円
2011年 2億円
2012年 3億2000万円
2013年 4億円・ニューヨーク・ヤンキース時代
2014年 22億円
2015年 22億円
2016年 22億円
2017年 22億円
2018年 22億円
ヤンキースとは7年で約155億円とも言われる巨額な金額での契約をしています。
楽天との契約の最終年である4億円も大型契約なのですが、比べるとメジャーのスケールの大きさを感じずにはいられませんね。
【田中将大の生涯年俸を計算してみた】
これだけ年俸をもらっていると、生涯でどれくらいの年俸を稼ぐのか気になるところ。ということで、田中将大投手の生涯年俸を計算してみました。
楽天に入団してからヤンキースで7年契約を結んだその総額、なんと約168億7000万円!
1991年から現在までメジャーで活躍しているイチロー選手でも、その生涯年俸は約193億円と言われています。これからも第一線で活躍を続けていけば、イチロー選手以上の生涯年俸を叩きだすかもしれません。
【高額な年俸の税金はどうなるの?】
高額な年俸を手に入れると、税金はどれくらいかかってしまうのでしょうか?
税率や税金は州ごとに異なりますので、田中投手の場合ニューヨーク市にどれほど税金を納めるのかが問題になってきます。
実はニューヨーク市は税金が非常に高いことで有名です。所得税や州税を合計すると、その税率は驚きの50%。収入の半分を税金として納めなくてはならないんです。あまりに高額ですね。
ちなみに、ダルビッシュ有投手の所属するレンジャースが本拠地を置くテキサス州は所得税を徴収しません。
州によって税金の徴収する税の種類や比率が異なるのもアメリカ合衆国ならではの事情ですね。
【まとめ】
当時、7年で約155億円というメジャーでも超大型の契約に世間はざわついていました。それほどまでに田中投手への期待値は高かった、と言えるでしょう。
金額が吊り上がっていく様相に「マネーゲーム」と揶揄されることもありました。
ポスティングシステムの在り方を再検討するようになったのも、田中投手をはじめとする日本人選手の活躍が一因にあげられると思います。
スポーツは期待に見合うだけの成果を出すことが求められるシビアな世界でもありますが、田中投手にはこれからも第一線でアメリカを震撼させてほしいですね。
※参考サイト
http://webronza.asahi.com/national/articles/2014012400011.html
https://jp.reuters.com/article/l3n0kw5cf-tanaka-yankees-idJPTYEA0L07X20140122
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