JRA(日本中央競馬会)の年末最後の大レース「有馬記念」が終わりますと1年の競馬が終わった感じがします。しかし、競馬ファンにとって1年の競馬はまだ終わっていません。
地方競馬では年末最後の大レース「東京大賞典」が開催されます。毎年12月29日に行われる東京大賞典とは、一体どのようなレースなのか?賞金額はいくらなのか確認しましょう。
東京大賞典とはどんなレース?
東京大賞典の正式名称は『農林水産大臣賞典(国際交流)東京大賞典』といいます。
東京大賞典は、大井競馬場で行われる地方競馬の重賞競走。重賞競走にもランクがありますが最上位ランクとなるG1レースです。距離2000mのダートコースで行われます。
東京大賞典にはJRAの競走馬も参加でき、さらに外国馬も参加できる国際競走に認定されています。ちなみに地方競馬で初めて国際G1となったレースでもあるんですね。
東京大賞典の賞金はいくら?何着まで出るの?
東京大賞典の賞金は、
2着 2,800万
3着 1,600万
4着 800万
5着 400万
と5着まで賞金が支払われます。
ただ6着以下に関してもまったくもらえないわけではなく、最後まで走りきりますと各馬に賞金30万が一律支給されます。
ちなみに、賞金総額は1億3600万。金額から見ても年末の大一番と言われる理由が分かりますね。
地方競馬の中では高額なのか?
結論から言うと東京大賞典は地方競馬の他のレースと比べると破格の賞金総額になっています。
地方競馬のレースでは、賞金総額が数百万、数十万というレースが多く、1着賞金が15万のレースも実際にありますからね。もちろん東京大賞典は地方最高峰のレースなので賞金額は一般のレースとはかなり差別化されているのもありますが。
ちなみに、東京大賞典が地方競馬最高額なのかといいますと、実はもう1つ大きなレースがあります。それはJBCクラシックというレースです。2016年実施のJBCクラシックでは、1着から5着まで東京大賞典と全く同じ賞金となっています。もちろん賞金総額も全く同じ。
ただ、6着以下には50万の賞金が出ていますので若干こちらのレースが景気が良いでしょうか?ということで、地方競馬の中ではJBCクラシックと東京大賞典のみ、ずば抜けて高額な賞金ということがわかりますね。
まとめ
年末に開催される最後の大レースである東京大賞典。JRAの競走馬も毎年有力馬が参加しますし、賞金総額も高額なので大いに盛り上がります。
有馬記念で物足りなかった競馬ファンは東京大賞典で最後の大勝負に期待しても良さそうです。
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