ワールドカップといえば、4年に1度の祭典です。優勝チームには約42億円の賞金が付与されます。
あまりにもスケールの大きな金額。果たしてその使い道は?
日本のワールドカップ賞金の使い道は?選手にはどう配分?
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で2日の決勝トーナメント1回戦で敗れ、ベスト16の成績を残した日本は賞金1200万ドル(約13億3000万円)を受け取る。このほかに参加費150万ドルも与えられる。
今回、日本はベスト16という結果を残しました。ワールドカップ本戦に出場した準備金と合わせると約15億円の賞金を獲得したことになります。
さて、15億円近い大金ですが、その使い道はどうなっているのでしょうか? 用途は様々ですが、日本では主にワールドカップ出場経費の補填や選手の強化費用に充てられるようです。あとはサッカー協会に分配されますので、Jリーグ運営の費用などに用いられることもあるようです。
また、選手への配当も気になる所ですね。配当に関してはJFAが回答をしています。
まず出場給として1日1万円が支給されます。そのほかに試合に勝利すると200万円(引き分けは半額)、W杯ベスト16で600万円が付与。
今回ですと日当+試合の勝利数で300万円+ベスト16進出で600万円=900万円強が一人あたりに配られる計算になります。
海外ではどうなんだろう?
日本では経費の補填や選手の強化に充てられている賞金ですが、海外ではどんな使い道があるのでしょうか?
前回ワールドカップに出場した選手で話題となったのが、ドイツ代表MFメスト・エジル選手の使い道です。ブラジルワールドカップで見事優勝したドイツですが、エジル選手はその優勝賞金をブラジルの恵まれない子供たちに寄付したと言います。
ドイツの子供たちではなく、開催国の子供たちに寄付をするというのは稀なことであり、エジル選手の行動を讃えるメディアも多かったです。
まとめ
今回快進撃を続けるフランス代表の10番ムバッペ選手は、今大会で得た自分のボーナスを全額慈善団体に寄付すると発表しました。厳密には今大会の賞金ではありませんが、選手が寄付などの活動をするのも賞金よりも名誉や誇りのためという色が強いワールドカップならではの活動と言えるでしょうか。
エジル選手やムバッペ選手のような活動が、未来のサッカー少年を生むきっかけになるかもしれませんね。
※参考
https://www.nikkansports.com/soccer/russia2018/news/201806290000981.html
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