一試合で数千万稼ぐと言われる、メジャーリーガーの世界。その中でもダルビッシュ選手はメジャーリーグで活躍する日本人選手の中でも、トップレベルの年俸で契約を結んだ野球選手の1人です。
その安定感や防御率の低さから、歴代投手最強と評するファンもいるほど。2018年に入ってからは怪我やリハビリに関するニュースもよく耳にする選手ですが、実際のところ彼の現在の年俸はいくらなのでしょう。
ダルビッシュ有ってどんな選手?
1986年8月16日生まれ。身長194cm。
高校1年生の時から甲子園で頭角を表し、準優勝も経験しています。
2004年のプロ野球ドラフト会議では日本ハムに単独1位指名されプロ入りを果たしました。
2012年1月にレンジャーズと契約を結び、メジャーリーガーに。
メジャー入りを果たした理由は、以下のように語っています。
日本で「野球をやる上でモチベーションを保つのが難しかった」
出典:スポニチ
メジャー入り後、2012年7月にはオールスターに選出され、2013年11月には、米大リーグの最優秀操守賞であるサイ・ヤング賞で日本人史上最高の2位に輝くなど活躍を見せました。
2017年3月にトレード移籍したドジャーズでは、初登板で10奪三振を記録し、好成績を上げ、チーム29年ぶりのリーグ優勝・ワールドシリーズへの進出に貢献しています。
2018年2月にはシカゴ・カブスと6年契約。6年契約で1億2600万ドルという巨額の契約額からも、かなりの活躍が見込まれていたことがわかりますが、右肘の腱炎で故障者リスト入りし2018年シーズン中の復帰が絶望的となりました。
ダルビッシュ有の年俸推移をまとめてみた!
ダルビッシュ選手は現在所属しているカブスに入る前に日本ハム、レンジャーズ、ドジャーズと3つの球団と契約をしていました。
<日本ハム時代の年俸>
2005年から2011年まで在籍していた日本ハム時代は、記録的な早さで年俸が上昇したことで話題になりました。
年俸の推移は以下の通りです。
2005年 1500万円
2006年 3000万円
2007年 7200万円
2008年 2億円
2009年 2億7000万円
2010年 3億3000万円
2011年 5億円
ダルビッシュ選手は24歳で5億円に到達していますが、これはイチローの25歳を抜いて史上最年少の記録となっています。
<メジャー入り後の年俸は?>
メジャーの年俸については、予め設定された基本給と2段階の出来高制に分けられるため一概にいくらかと言うのは難しくなっています。
契約の内容はというと、6年で総額1億2600万ドル(約141億円)となっていますが、
これは基本給と出来高で合わせたものです。
まず基本給は以下の通りの推移となっています。
2013年 950万ドル 約10億6400万円
2014年 1000万ドル 約11億2000万円
2015年 1000万ドル 約11億2000万円
2016年 1000万ドル 約11億2000万円
2017年 1100万ドル 約12億3200万円
2018年 2500万ドル 約28億円
参照:spotrac※1ドル=112円で計算した場合
また、出来高制の給料としては、試合に出場している時にもらえるボーナスや、
賞を受賞した際にもらえるボーナスなどの種類があります。
それらを考慮すると、以下のような年俸推移となります。
2013年 1055万ドル 約11億8160万円
2014年 1046万ドル 約11億7152万円
2015年 1000万ドル 約11億2000万円
2016年 1080万ドル 約12億0960万円
2017年 2500万ドル 約12億3200万円
2018年 2500万ドル 約28億円
参照:spotrac
※1ドル=112円で計算した場合
推移をみると、年ごとに年俸が上がっているのが見てわかりますよね。また、日本ハム時代の最高年俸の5億円から比較すると2018年は5倍以上になっていることが分かります。
現在は右肘の腱炎で故障者リスト入りしていることから、2018年シーズンの年俸は基本給と同額となりました。
まとめ
ダルビッシュ有選手の年俸推移
・日本ハム時代の最高年俸は5億円
・メジャー移籍後もほぼ毎年年俸を伸ばしています
・シカゴ・カブス移籍は6年契約で総額1億2600万ドル
・2018年シーズンは故障者リスト入り
来年以降復帰して、移籍したばかりのシカゴ・カブスで成績を残せるようしっかりメンテナンスできるといいですね!
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