読売ジャイアンツの高橋監督、阪神タイガースの金本監督等新監督就任に話題が集まるセ・リーグですが、横浜DeNAも新監督の就任が発表されました。
現役時代はヤクルト、巨人DeNAの中心選手として活躍されたアレックス・ラミレス監督です。
2000本安打を達成し名球界入りした実力者であり、同時に「ラミちゃん」の愛称や本塁打を放った後にベンチ前で披露するパフォーマンスなどコミカルさで人気も抜群。
チームの日本一や個人記録において華々しい実績のあるラミレス選手でしたが、同様に監督としても実績、結果を出せるのか、DeNAのファンは中畑監督同様、期待を寄せているのではないでしょうか。
ラミレス監督の年俸推移と身長など体格面、そして出身国についてまとめましょう。
ラミレスの年俸の推移
早速ですが、アレックス・ラミレス監督の年俸推移は以下の通りです。(参考サイト:グラゼニ.com)
■メジャーリーグ・マイナーリーグ 年俸データ
1998年 1700万円 クリーブランド・インディアンス
1999年 2050万円 クリーブランド・インディアンス
2000年 2000万円 ピッツバーグ・パイレーツ
2000年 2175万円 クリーブランド・インディアンス
■NPB 年俸データ
2001年 5500万円 東京ヤクルトスワローズ
2002年 9000万円 東京ヤクルトスワローズ
2003年 1億4500万円 東京ヤクルトスワローズ
2004年 2億円 東京ヤクルトスワローズ
2005年 3億円 東京ヤクルトスワローズ
2006年 3億円 東京ヤクルトスワローズ
2007年 3億円 東京ヤクルトスワローズ
2008年 5億円 読売ジャイアンツ
2009年 5億円 読売ジャイアンツ
2010年 5億円 読売ジャイアンツ
2011年 5億円 読売ジャイアンツ
2012年 3億5000万円 横浜DeNAベイスターズ
2013年 3億5000万円 横浜DeNAベイスターズ
■群馬ダイヤモンドペガサス
2014年 500万円 打撃コーチ兼任
2015年 ???万円 シニアディレクター(6/22~ オリックス巡回アドバイザー)
そして・・・
DeNAアレックス・ラミレス新監督(41)が21日、横浜市内のホテルで
就任会見に臨んだ。
2年契約で年俸7000万円(金額は推定)。背番号80に決まった。
中畑監督が1億円でしたので、今回は3000万円の経費削減となりました。
中畑清監督の年俸と身長や出身高校など豆知識【横浜DeNAベイスターズ】
ラミレス監督の経験値を考えれば妥当な金額かなという印象ですね。
ラミレスの身長体重など体格データ
ラミレス監督は
身長 180cm
体重 100kg
外国人としては決して大きな体ではありませんが、バッティングにはパワフルさもあり、NPB13年で380本の本塁打を記録しています。
怪我にも強く、985試合の連続試合出場を持ち、この記録は外国人選手としては歴代最長記録になります。この記録はデッドボールによる負傷で途絶えたのですが、それでもこの年も規定打席に達し、本塁打もリーグ2位の記録を出しています。
怪我に強い部分は、監督としても選手達にその秘訣などをしっかりと伝授していってもらいたいですね。
ラミレスの出身国と風土について
実家はベネズエラの首都・カラカス近郊のピニャンゴ・デ・ジャレという小さな町にあるそうです。
カラカスはベネズエラ・ボリバル共和国の首都で、南米有数の世界都市。ベネズエラの北部、カリブ海から山を1つ越えた盆地に位置し、周辺の衛星都市も含めた大カラカス都市圏だと人口は600万人を超えます。治安は・・・なようです。
ベネズエラは世界でも有数の野球大国ですが、ラミレス監督も5歳のときに兄の影響で野球を始め、8歳のときに地元のリトルリーグの監督にスカウトされ、15歳になると本格的に野球選手を目指すため学校を退学。
18歳のときにベネズエラの国内選手権に出場した際にたまたま外野手として試合に出ていたところをクリーブランド・インディアンズのスカウトの目に留まりチームと契約することになります。
ラミレスの日本語は大丈夫?
ラミレス監督の日本語は大丈夫なのかという心配がありますが、監督就任会見で日本語について以下の見解を述べられました。
ラミレス監督「フィールド上では、日本語を使いたいと思っています。みなさんが思っているよりも日本語が話せますので! もし、フィールド場で私が笑顔で話して、選手が笑顔で返していたら、コミュニケーションができるということなので! それでご理解いただければと思います。高田さんそれで、大丈夫ですか?」
高田GM「オーケー」
ラミレス監督「戦略や細かいことなどは、通訳を通していきたいと思います。
群馬ダイヤモンドペガサス時代でのコーチ経験やオリックスの巡回アドバイザーなども務めているので、心配ないのではないでしょうか。
こういう心意気が選手達にとってもモチベーションアップにつながりますし、信頼関係構築にもプラスに作用すると思います。さすがラミちゃん!
まとめ
ペナントレース優勝の可能性が充分にあった横浜DeNAベイスターズですが、結局最下位で終了となりました。
中畑監督になり、賑やかになり筒香や梶谷などのスター選手も輩出しましたが、リーグ成績については決して芳しいものではなかった横浜DeNAベイスターズ。
ラミレス監督により風向きが変わり、成績にも好影響を与えてもらいたいところ。今後の動向が注目されるところですね。
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