サッカー日本代表の10番を背負う香川真司選手。18歳という若さでデビューしてから、今では世界を舞台に活躍しています。
そんな彼の年俸はどのように推移してきたのか?
2018年現在のドルトムントまでバッチリフォロー行きましょう!
セレッソ大阪からドイツ1部のドルトムントへ
香川真司選手は高校生ながらセレッソ大阪に入団。そこからメキメキと頭角を現し、ドイツ1部のドルトムントへ移籍を果たします。そこまでの年俸推移は以下の通りです。
<セレッソ大阪時代>
2007年 360万円
2008年 800万円
2009年 2800万円<ドルトムント時代>
2010年 5000万円
2011年 2.0億
2012年 2.0億
ドイツには4000万円ほどで移籍しているのが、今見るとビックリですね。ドルトムントは本当に良い買い物をしました。
そして香川選手目線で見ると、22歳(2011年)にいきなり150万ユーロ(約2億円)まで跳ね上がっています。
もちろん実力でつかみとった評価ですが凄まじい伸びです。欧州サッカーの可能性がここから見て取れますね。
ドルトムントから世界的ビッグクラブのマンチェスター・ユナイテッドへ
ドルトムントで大活躍し、優勝にも大きく貢献したことでイングランドプレミアリーグの名門であるマンチェスター・ユナイテッドに移籍することになった香川真司選手。
もちろん、年俸も跳ね上がります。
FW香川真司(23=マンチェスター・ユナイテッド)の年俸は300万ポンド(約4億2000万円)
ついに4億超え!
プレミアリーグは総じてお金持ちなクラブが多いようで、ましてやマンチェスター・ユナイテッドですからこれくらいは当然。若干23歳にして誰もが認める超ビッグクラブにまで上り詰めました。
マンチェスター・ユナイテッドから古巣ドルトムントへ
しかし、プレミアリーグの壁は厚く古巣であるドルトムントへ復帰することに。
年俸は移籍前に比べ上がっていますが、マンチェスター・ユナイテッド時代に比べるとダウンしました。
年俸は現在の300万ポンド(約5億1600万円)から250万ユーロ(約3億4000万円)程度まで引き下げられ、契約期間は4年となる見込みだ。
ここからの活躍次第ではまだまだステップアップが可能な環境にいますので、今後の活躍を応援しながら年俸がどこまで伸びるか期待しておきましょう。
ドルトムントと再契約!2020年までの高待遇
香川真司がドルトムントとの契約延長を発表した。契約期間は2020年6月末まで。推定年俸は500万ユーロ(約6億5000万円)で、これはマルコ・ロイスやマリオ・ゲッツェといった選手に次ぐドルトムントで5番目の金額になる。
sportiva
香川選手とドルトムントは本来の契約を延長して2020年までの契約となりました。
その際ニュースでは「クラブで5番目の好待遇」と報道されていましたが、現在は少し違うようです。
マルコ・ロイス選手、マリオ・ゲッツェ選手など12億円とも言われる超大型プレイヤーが所属するドルトムントの中で、2018年現在香川選手は7番目の年俸額だと言われています。
それでも前回比の倍の金額ですし、クラブが香川選手に大きな期待を寄せていることは揺るがないようです。
詳しく見ていくと、どうやらこの「好待遇」にはクラブの選手以上の期待値が込められている模様。
クラブは香川選手にアンバサダーとしての役割も望んでいますし、香川選手を足掛かりにアジア市場を開拓する意図が見え隠れしています。
そういえば、ヴィッセル神戸に移籍したイニエスタ選手もそんな感じですね。
イニエスタの年俸推移!バルセロナと神戸の比較や財源などサッカーマネーを考察
様々な事情が入り混じっての「好待遇」ですが、香川選手がドルトムントで果たす役割は多岐に渡りそうです。
最新のドルトムント契約事情
近年のドルトムントの契約を見ていくと、必ずしも即戦力に重点を置いて契約しているわけではなさそうです。
香川選手がマンチェスター・ユナイテッドからドルトムントに移籍した際の年俸からわかるとおり、ドルトムントはマンチェスターほどの財力を有していません。
スターを大量のお金でもって動かすようなクラブではないのですが、では何を重視して契約しているのでしょう?
そのキモは選手を通した「コネ」ないし「役割」にあると考えます。次の香川選手のクラブ内年俸額でも触れますが、クラブが選手に対して期待している点が「即戦力」だけではないのです。
スポンサーがどれくらいつくか?
宣伝効果はどれくらいか?
将来を見据えて、クラブに活力を与えてくれる人材はどこにいるのか?
そういったある種の将来性や多様性を踏まえて契約をしているように思えます。
大型の契約更新も複数行われており、選手としての活躍のほかにアンバサダーや広告塔としての活躍を見込んでの契約のようです。
実際の年収はもっと跳ね上がる
年俸の推移は分かったと思いますが、年収となるとまた話しが変わってきます。
まず、知っておく必要があるのが欧州サッカークラブの税金。実は、クラブが毎年かかる所得税の税金代を年俸とは別に負担しているのです。
「欧州での選手年俸はみんな税抜き。各国で所得税などの税率が違うので、税金分を別にした金額で表すことが一般的になっている。基本的に税金分はクラブ側が負担しているので、年俸1億円をもらっている選手はクラブ側から(税金分を含め)2億円くらいもらっていることになる」
つまり、実際は年俸の倍近くが支払われているということ。
ただ、本人の手元にいかないでクラブが税金を払う形なので本人は実感がないかもしれませんが、日本の場合はクラブから受け取った年俸から個人で所得税を支払うので、日本の年俸換算にするには欧州での年俸を2倍にする必要があります。
何言ってるか分からないかもしれませんが、とにかく海外組の年俸とJリーガーの年俸を比べる時は海外組を2倍にしないといけないですよ。という話しです。
それから、香川真司選手の場合はCMやスポンサー料も別にありますので、実際の年収はもっとあることになりますね。ここまで行けば、本当に夢のある職業です。サッカー選手。
ちなみに、あのクリスティアーノ・ロナウド選手の年収はというと、
レアルマドリード所属のサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウドで年収額は7960万ドル(約97億円)
スポーツ選手の中では世界3位だそうです。凄まじい数字です。
サッカー選手の年俸年収ランキング!世界編2014-2015年版
まとめ
香川選手のドルトムントでの人気は圧倒的な信頼とも言い換えられますね。
クラブも選手としてだけではなく、アジアとの架け橋としての活躍を期待しているようです。
監督が交代し、大規模な選手の放出ならびに入れ替えが囁かれているドルトムント。
徐々に環境が変わりつつあるクラブで香川選手がどれほどの活躍を見せるか、プレー外の動きにも注目です。
関連記事
コメント